プラナカンタイルが楽しめるプラナカンカフェ 崇文閣カフェ
プラナカンのタイルショップが併設されたプラナカンカフェ 崇文閣カフェ(Chong Wen Ge Cafe)に行って来ました。
プラナカンの伝統的な食事やスイーツを提供するカフェスペースと、プラナカンタイルを販売するショップがひとつになったお店です。
プラナカンとは
プラナカンとは、15世紀末にシンガポールやマレーシアにやって来て、西洋文化を取り入れた中華系移民の子孫を指します。シンガポールでは建築物や食事、食器や服装などでプラナカン文化に触れることができます。
プラナカンカフェ
ショーケースに並んだプラナカンの伝統的なお菓子ニョニャ・クエ。(「ニョニャ」はプラナカンの女性、「クエ」はお菓子の意味です。)
シンガポールのスイーツの中でも甘さ控えめなものが多く、どこか懐かしいような親しみやすい味です。4種類のニョニャ・クエの盛り合わせセット(5.5$)や、2つのドリンクがついた5種類のセット(10.5$)もあり、プラナカン菓子を十分に楽しめます。他にもランチにお手頃なプラナカンの伝統的な食事もあります。噂では海老とココナッツミルクのヌードルであるラクサが美味しいとのこと。ランチ時間帯は大変混み合い、満席や売り切れになる場合もありますので、ランチの場合は早めの時間帯がおすすめです。
カフェスペースにあるプラナカンタイルが敷き詰められたテーブルはカラフルでとても素敵。
プラナカンタイルのショップ
カフェに併設されたショップには、プラナカンタイルやプラナカンビーズのサンダルを販売しています。
こちらでは、100年前に作られたアンティークのオリジナルプラナカンタイルと、コピーして作られたレプリカのプラナカンタイルを販売しています。50年以上前に作られたものだけが、オリジナルのプラナカンタイルと呼ばれるそうです。
写真上がオリジナルのアンティークプラナカンタイル、写真下がコピーされたプラナカンタイルです。オリジナルは表面にしっかりと凹凸があり、タイルの模様を立体的に感じられます。
オリジナルのプラナカンタイルの産地は主に、日本、イギリス、ベルギー、ドイツの4ヶ国だそうです。未修復(Damaged)のオリジナルタイルは、産地によって値段も異なります。修復されたものや、珍しいものなど、ものによってお値段もそれぞれです。未修復のプラナカンタイル($28)の中にも掘り出し物が見つかるかもしれません。
お土産に手頃な小さなサイズ(6$〜8$)もありました。持ち帰りやすいのでお土産に最適です。
アクセス
MRT Telok Ayer(テロック エア)駅から徒歩5分、シアン・ホッケン寺院の隣にあります。大通りには日本語で書かれた案内板もあるので、比較的わかりやすいかと思います。
・崇文閣カフェ(Chong Wen Ge Cafe)
168 Telok Ayer St, Singapore 068619
プラナカン料理とプラナカンタイルが1度に楽しめる崇文閣。チャイナタウンからも歩いて行ける距離にありますので、観光のついでに少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか?